『馬力』って何？

投稿 2024年3月27日　更新 2024年3月27日

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エアコンの能力を示す単位として、『馬力』が使われていますが、この『馬力』って何を意味するのでしょうか？

馬力とは

そもそも『馬力』とは、元々、馬一頭が発揮する仕事率を定めたもので、1馬力とは馬1頭が継続的して荷物を引っ張る際の仕事率を基準としています。ちなみに、人間は0.14馬力と言われています。

計量単位としての馬力には『英馬力』や『仏馬力』などの種類があり、日本の計量法では、735.5W（ワット）を1仏馬力と定義しています。これは、「1秒間につき75重量キログラム (kgf) の力で1メートル動かすときの仕事率」(75 kgf·m/s) となり、W（ワット）で表すと、1仏馬力は735.5W（ワット）という事になります。

エアコンにおける馬力とは

業務用エアコンにおける馬力は、冷媒圧縮機を動かすモーターの出力を示していました。しかし、現在のエアコンはモーターの出力とエアコンの馬力との整合性はなく、1馬力=2.8kwと換算され、約8畳分の空調能力があると言う意味で表示されています。

よって、馬力が大きければ、その分高い空調能力があり、小さいと空調能力は小さくなります。

先ほど、1馬力＝約8畳分の空調能力と言いましたが、これはあくまで目安であり、部屋の中に熱源がある場合や、人の出入りが多い部屋、天井が高い部屋、窓が多い部屋など、様々な用途や状況によって、8畳でも1馬力より大きいものを選んだ方が良いのかが変わってくるのでご注意下さい。

馬力から選ぶ

エアコンno1でも、下記のURLから「事務所」「商店」「飲食店」「喫茶店・理容店」の場合別によって、目安の広さから選ぶ事が出来るようになっています。
→ 能力から選ぶ

ただし、これもあくまで目安なので、専門業者に設置前に適切な馬力のエアコンを選定して貰う方が安心していただけると思います。