【防災の日】災害時に起こりやすい「エアコンのトラブル」とは?地震・大雨・停電後にやるべき安全チェック
投稿 2026年9月2日 更新 2026年9月2日
昨日9月1日は「防災の日」でした。ご家庭で非常用持ち出し袋の点検や、家具の固定などを確認された方も多いかと思います。
そんな防災の観点で、意外と見落とされがちなのが「災害時のエアコンのトラブル」です。
地震や台風、ゲリラ豪雨などの災害が発生した際、エアコンにはどのような危険が潜んでいるのでしょうか?
今回は、災害時・災害後に起こりやすいエアコンのトラブルと、安全に使用するための重要なチェックポイントを解説します!
◆災害時に起こりやすいエアコンの「3大トラブル」
大きな地震や暴風雨、停電が起きた際、エアコンには以下のようなトラブルが発生しやすくなります。
・地震による「室外機の転倒・落下の危険」
強い揺れによって、屋外に設置された室外機が転倒したり、架台から落ちたりすることがあります。
室外機が倒れると、室内機とつながっている「冷媒配管」がひっぱられて変形・破損し、内部の冷媒ガスが漏れ出てエアコンが使用できなくなります。また、ベランダや高所に設置されている場合は転倒・落下によるケガや事故の危険もあります。
・台風・浸水による「泥や水分の侵入(ショート・火災)」
台風の猛烈な吹き戻しや豪雨による冠水・浸水で、室外機内部の電子基板やファンに「水」や「泥」が入り込むトラブルです。
水が引いたからといって乾かしただけでそのまま通電すると、内部でショート(短らか)を引き起こし、一瞬で電子部品が破裂・発火する恐れがあります。
・復電時の「突発的な負荷(復電火災・故障)」
停電から電気が復旧した瞬間(復電時)には、一気に大きな電圧がかかることがあります。エアコンのコンセントが刺さったままだと、急激な電圧の変化で電子基板が損傷したり、漏電トラブルを起こしたりするリスクがあります。
◆災害が発生したらどうする?安全のための3つのステップ
災害が発生した直後や、避難先から戻ってきた際は、次のステップで安全を確認してください。
・【停電時】すぐに電源プラグを抜く(またはブレーカーを落とす)
停電したら、復電時の急激なサージ(過電圧)による故障や火災を防ぐため、エアコンの電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。
・【地震・台風後】室外機の状態を「目視」で確認する
室外機が傾いたり倒れたりしていないか?
配管が大きく曲がったり、外れたりしていないか?
浸水して泥がかかっていないか?
※危険ですので、倒れた室外機をご自身で無理に持ち上げたり動かしたりするのは避けてください。
・【浸水時】水に浸かった場合は絶対に通電(電源オン)しない
一度でも室外機や室内機が浸水・冠水した場合は、見た目が乾いていても内部に水や泥が残っています。絶対にスイッチを入れず、必ず専門業者やメーカーの点検を受けてください。
◆日頃の「固定」と「災害後の確認」で安全を守ろう!
エアコンは、災害後の酷暑や極寒を乗り切るための命綱となる大切な家電です。
だからこそ、日頃から「室外機が転倒防止金具等でしっかり固定されているか」を確認し、災害が起きた後は「焦って電源を入れず、まず安全確認をする」という意識が欠かせません。
防災の日をきっかけに、ぜひご自宅の室外機の設置状態やコンセント周りを一度チェックしてみてください!
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