エアコンのドレンホースに虫除けキャップは必要？

投稿 2025年7月22日　更新 2025年7月22日

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　エアコンのドレンホースから虫が入ってくるのを心配された事はありますか？実際にドレンホースから虫が入ってくる事はあるのでしょうか？また、ドレンホースに虫除けキャップを付ける事で、メリットやデメリットがあるのか見てみましょう。

◆虫がドレンホースから侵入する理由

・ドレンホースはエアコンの冷房時に出る「結露水」を排水するためのパイプで、常に屋外に開口している
・内部は湿っていて暗く、虫にとって入りやすい環境
・実際に小さな虫がホースを逆流して室内機に侵入する事例が確認されています

◆虫除けキャップ（防虫ドレンキャップ）について

【メリット】
・逆流防止の構造（弁付き）になっているタイプが多く、虫の侵入を防げる
・素材によっては汚れやすい環境にも耐えられる
・取り付けが簡単（ホースの先に差し込むだけ）

【デメリット・注意点】
・ゴミやほこり、苔などが溜まると排水不良を引き起こす可能性
・長期間メンテナンスしないと、逆に水が逆流してエアコンから水漏れを起こすケースも

◆主要メーカーの対応・コメント

・パナソニック
　ドレンホースからの虫の侵入について注意喚起しており、防虫弁のついたオプション部品を推奨
　引用元URL：パナソニック エアコンの室外機は掃除が必要！ 自分でできるお手入れのポイントを解説

◆虫除けキャップ以外の虫対策

・ドレンホースを地面から浮かせる
　ドレンホースの先端が地面に接していると、虫が侵入しやすくなります。地面から5cm以上離して設置するのがおすすめです。
・ドレンホースや室内機の清掃
　虫は湿気やホコリを好むため、定期的にドレンホースやエアコン内部を清掃することで、虫にとって居心地の悪い環境を作ることができます。
・配管の隙間を埋める
　室外機と室内機を繋ぐ配管の壁の開口部に隙間がある場合、そこから虫が侵入することもあります。パテなどで隙間を埋めることで侵入を防げます。