エアコンの室外機の上に物を置いてはダメですよ

投稿 2024年11月14日　更新 2024年11月14日

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　ベランダ菜園などをしていて、できるだけスペースを確保したいからという理由で、エアコンの室外機の上にプランターなどの物を置いている方もいるかもしれませんが、エアコンの室外機の上に物を置くことは、やめましょう。

室外機の上に物を置いはいけない理由

・放熱妨害
　室外機は、エアコン内部で発生した熱を外部に排出する役割を持っています。上に物を置くと、この熱の排出が妨げられ、室外機が過熱しやすくなります。

・効率低下
　室外機が過熱すると、エアコンの運転効率が大幅に低下し、電気代が余計にかかってしまいます。また、エアコンの寿命を縮める原因にもなります。

・故障の原因
　長期的に室外機に負荷がかかると、コンプレッサーなどの部品が故障する可能性が高まります。重い物を置くと、室外機自体が損傷するリスクがあります。

・騒音・振動
　室外機の熱や振動が遮られることで、異音や振動が発生しやすくなります。また、強風や地震などで物が落ちると危険です。

なお、各メーカーも上や周辺に物を置かないように注意喚起されています。
・三菱電機
室外機の周辺に物を置いてしまうと、空気の循環がうまくいかず、放熱などに支障を来すおそれがあります。例えば、バケツやジョウロ、植木鉢などが室外機の上や周辺に置かれているケースが多いです。空気の循環を妨げないよう、室外機の周辺は空けるようにしましょう。

・ダイキン
エアコンの運転中、部屋の中の熱を、部屋の外に捨てるために室外機は常に放熱をしています。そのため室外機の吹き出し口付近やその周囲にものを置いたり、カバーで覆ってしまわないよう注意しましょう。

また、積雪地域では室外機の上に雪を積もる事も多いかと思います。雪も物を置いている状態と同じ状況ですので、除雪するようにしましょう。

エアコンを掃除する際は、室内機ばかりに目が行きがちですが、室外機の上や周辺も整理整頓して上に物を置かない事はもちろんのこと、周辺に落ち葉などがある場合は掃除するようにしましょう。