エアコンの室外機を交通量の多い道路側に設置するとダメですか?
投稿 2025年4月17日 更新 2025年4月17日
エアコンの室外機を交通量の多い道路側に設置すると、排気ガスに含まれる油分や微粒子が付着しやすくなり、以下のようなリスクが高まる可能性があるため、設置前に事前に確認出来れば、別の場所も検討し、既に設置済みの場合も、できる対策がありますので、出来る範囲での対策を講じましょう。
◆起きうるリスク
・熱交換効率の低下
室外機のフィン(金属製の薄い板が並んだ部分)に汚れが付着すると、空気の通りが悪くなり、熱交換の効率が低下します。これは、エアコンの冷暖房能力の低下や、余計な電力消費につながります。
・異臭の発生
排気ガスの成分が室外機内部に蓄積し、エアコン運転時に不快な臭いを室内に送り込む可能性があります。
・故障のリスク
長期間にわたる汚れの堆積は、室外機内部の部品の腐食や動作不良を引き起こし、故障のリスクを高める可能性があります。特に、ディーゼルエンジンの排気ガスは油分を多く含み、影響が大きいと言われています。
・寿命の短縮
上記のような要因が重なることで、エアコン自体の寿命が短くなる可能性があります。
◆対策
・排気ガスの影響を受けにくい場所への移動
可能であれば、交通量の少ない場所や、排気ガスが直接当たらない場所に室外機を移動するのが最も効果的な対策です。建物の裏側や、壁などで遮られた場所などが考えられます。室外機の場所を移動するには、配管を延長する必要がありますし、移動先の近くにコンセントがなければ電気工事も必要になる場合がありますので、室外機を移動するには、自分で行わず、必ずエアコン設置業者にお願いするようにしましょう。
・高さを変える
排気ガスは低い場所に滞留しやすい傾向があるため、室外機を少し高い位置に設置することも有効な場合があります。
・防護カバーの設置
室外機全体を覆うカバーではなく、排気ガスが直接当たる面を覆うような簡易的なカバーや、防風ネットなどを設置することで、汚れの付着を軽減できます。全体を覆う形のカバーの場合は、室外機の通気性を妨げてしまい、エアコンの効率がカバーによって悪くなる恐れがありますので、注意が必要です。
・定期的な清掃
定期的に室外機の外装やフィン部分の汚れを拭き取るなどして清掃しましょう。フィンの間に詰まったゴミは、掃除機にブラシのついたノズルを装着し、吸う事で丁寧に汚れを落とす事ができ、効果的です。なお、外から見える・できる部分のみ自分で行い、それ以上はクリーニングの専門知識もいるため、無理をして自分で行わないようにしましょう。
・専門業者によるクリーニング
年に一度程度、専門業者に依頼して室外機内部まで含めた本格的なクリーニングを行うことも有効です。
・風向きの調整
排気ガスが直接室外機に当たらないように風よけなどを設置して、風向きを調整することも有効な場合があります。
エアコンを長く効率よく使うためにも、もし室外機が交通量の多い道路側に設置されていて、汚れが目立つ場合は、これらの対策を講じることで、排気ガスによる室外機の汚れや故障のリスクを低減し、エアコンをより長く快適に使用しましょう。
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