エアコンの買い替え時に、配管は流用できる?
投稿 2025年7月17日 更新 2025年7月17日
エアコンを買い替える時に、配管は見た感じキレイそうなので、そのまま流用して安く出来ないかなと思った事はありませんか?見た目はキレイでも、様々な要因によって、配管も一緒に交換する事をおすすめします。その理由を見てみましょう。
◆交換を推奨する主な理由
①配管の劣化
銅でできている配管自体は長持ちしますが、長年の使用により、目に見えないレベルで劣化が進行している可能性があります。
・腐食や傷
小さな傷や腐食が原因で、冷媒ガスが漏れてしまうことがあります。ガスが漏れると、エアコンの効きが悪くなるだけでなく、修理に高額な費用がかかる場合があります。
・断熱材の劣化
配管を覆っている断熱材が紫外線や風雨でボロボロになると、熱効率が低下します。これにより、冷暖房の効きが悪くなり、結果的に電気代が高くなってしまう可能性があります。
②冷媒ガスの種類の違い
エアコンの性能を左右するのが、内部を循環する「冷媒ガス」です。古いエアコンと新しいエアコンでは、使用されているガスの種類が異なる場合があります。
・旧冷媒(R22など)と新冷媒(R32など)
以前主流だった「R22」と、現在主流の「R32」では、配管内に含まれるオイルの種類が異なります。これらが混ざると、新しいエアコンのコンプレッサー(心臓部)に負荷がかかり、故障の重大な原因となります。
・洗浄してもリスクは残る
既存の配管を洗浄(クリーニング)して再利用する方法もありますが、完全に古いオイルを取り除くのは難しく、故障のリスクがゼロになるわけではありません。
③配管のサイズや仕様の違い
新しいエアコンの性能を最大限に引き出すためには、メーカーが指定する太さの配管を使う必要があります。
・性能の低下
もし既存の配管が新しいエアコンの仕様に合っていない場合、冷媒ガスがスムーズに流れず、本来の性能を発揮できないことがあります。
・メーカー保証の対象外
メーカーの指定外の配管を使用して設置した場合、それが原因で故障が起きてもメーカー保証の対象外とされてしまう可能性があります。
◆配管を交換しない(流用する)場合の注意点
交換費用を抑えるために、既存の配管を流用したいと考える方もいるでしょう。流用が可能なのは、以下の条件を満たしている場合が多いです。
・使用年数が比較的短い
・同じメーカーのエアコンで、使用している冷媒ガスが同じ種類(R32など)
・配管に目立つ傷や凹み、極端な折れ曲がりがない
・新しいエアコンの指定配管径と一致している
ただし、これらの条件を満たしていても、設置業者によっては流用工事を断られたり、工事後の保証が受けられなかったりする場合があります。
◆隠蔽配管の場合の注意点
壁の中に配管が埋め込まれている「隠蔽配管」の場合は、交換が困難なため再利用されることもあります。ただし、事前調査が必須で、配管の状態によっては新たに穴を開けて設置する必要があることもあります。
以前のエアコンを長く使っていた場合は、配管の寿命も考慮して交換する方が安心です。費用はかかりますが、長期的なトラブル回避と快適な使用のためには賢い選択と言えるでしょう。なお、最終的な判断は、ご自身で行うのではなく、エアコンの設置に来てくれる専門業者に現場を見てもらい、相談するのが最も確実です。
プロの目で配管の状態をチェックしてもらい、交換が必要かどうか、流用できる場合はそのリスクについてもしっかりと説明を受けてから決定しましょう。長期的な安心とエアコン本来の性能を考えると、配管も一新するのが賢明な選択と言えるでしょう。
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