エアコンの音が気になる！静かなエアコンの選び方

投稿 2024年11月27日　更新 2024年11月27日

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エアコンの音が気になってしょうがない！という方、静かなエアコンを選ぶには、運転音、静音設計、運転モード、室外機の設置場所などを総合的に検討することが大切です。自分にぴったりの静かなエアコンを見つけて、快適な生活を送りましょう。

◆運転音（dB:音響パワーレベル）の確認方法

　エアコンの運転音は、音響パワーレベルで表示します。冷房時と暖房時のdB（音響パワーレベル）は、カタログの「仕様一覧」または取扱説明書の「仕様について」のページで確認できます。なお、音に対して敏感な方の場合は騒音の度合いを表すdb（音響パワーレベル）の数値の小さい機種を選びましょう。普通程度の音量が50db～70dbがなので目安にしましょう。

◆音響パワーレベル〈sound power level〉とは

　音源が発する音響エネルギーの大きさを基にした量です。音響パワーレベルは音源との距離や方向などの位置関係によらず、運転音の大きさによって一義的に決まりますので、製品から発生する運転音がより正確に表示されます。

◆静かなエアコンを選ぶポイント

・運転音（音響パワーレベル）をチェックする
　エアコンの運転音を表す数値で、dBが低いほど静かです。一般的に、室内機の騒音値が40dB以下であれば、比較的静かと言われています。冷房時と暖房時で騒音値が異なる場合があるので、両方の数値を確認しましょう。また、省エネ性能が高いエアコンは、効率的に運転するため、運転音も小さくなる傾向があるので、合わせてチェックすると良いでしょう。

・静音設計のモデルを選ぶ
　メーカーによっては、静音設計を謳ったモデルがあります。特殊な素材や構造を採用することで、運転音を抑えています。また、インバーター制御や気流制御機能を搭載したモデルも静音性に優れています。インバーター制御は、コンプレッサーの回転数を細かく制御することで、エアコンの運転が効率的になります。無駄な動作が減るため、運転音が小さくなります。

・運転モードを選ぶ
　一部のエアコンには、静音運転モードが搭載されています。このモードを選択することで、さらに静かに運転することができます。

・室外機もチェック
　室内機の音響パワーレベルを調べるのではなく、室外機もチェックするようにしましょう。室外機の設置場所によっては、運転音が響きやすくなる場合もあります。壁から離したり、防音シートを貼るなどの対策も検討しましょう。

・口コミやレビューを参考にする
　実際に購入した人の口コミやレビューは、参考になります。他のユーザーがどのように感じているかを確認することで、より自分に合ったエアコンを選ぶことができます。

◆静かなエアコンを選ぶ際の注意点

・静音性だけでなく、機能も比較する
　静音性ばかりに目がいきがちですが、冷暖房能力や省エネ性能なども重要な要素です。自分の部屋の広さや、求める機能に合わせて総合的に判断しましょう。

・価格も考慮する
　静音設計のモデルは、一般的に価格が高くなる傾向があります。予算に合わせて、自分に合ったモデルを選びましょう。

◆その他

・店舗で実際に音を聞いてみる
　可能であれば、家電量販店などで実際にエアコンの音を聞いてみましょう。カタログ上の数値だけでは分からない、音質の違いを感じることができます。

・専門家に相談する
　エアコン選びに迷ったら、家電量販店の店員や専門家に相談してみるのも良いでしょう。自分の部屋の環境や、生活スタイルに合わせて最適なエアコンを選んでくれます。