エアコンの風量で電気代が変わる?
投稿 2024年5月22日 更新 2024年5月22日
エアコンには風量調節の機能が付いている事はご存知だと思いますが、風量によって、電気代は変わるのでしょうか?
【回答】風量は自動が最も省エネです!
短期的には風量を上げると電気代も上がり、風量を下げると電気代も下がります。
では、常に風量を「弱」や「微風」に固定したら電気代は安くなるように感じますが、常に「弱」や「微風」にすると設定温度に達するまでに時間がかかります。その間、エアコンがフル稼働するため、自動運転の時よりも、余計な電力を消費してしまうため、電気代が逆に高くなってしまいますので、ご注意ください。
エアコンは、一番つけ始めが電力を消費するため、電気代がかかります。
なお、自動運転では、設定温度に達するまでは強風で運転し、達した後は微風に切り替わります。このように風量を自動調整することで、最も効率的に部屋の温度を設定温度に保つことができます。
エアコンは屋外温度や室内温度をセンサーで感知して最適な運転モードを自動的に選択しますが、部屋の広さや形状によっては自動運転だけでは十分な効果が得られない場合もあります。
センサーは、エアコン本体にあるため、人がいる場所より高い位置にあります。特に、冷たい空気は下にたまりがちなため、温度センサーの位置の温度とズレが生じ、人が感じる温度より寒く感じることがあります。そんな時に、風量を手動で変える事で快適に過ごす事が出来ます。
なお、人がいる位置とセンサーの温度をなるべく同じにするため、お部屋内の空気を効率よく循環させるために、サーキュレーターを使ったりすると良いでしょう。
また、場合によっては、センサーがホコリなどで上手く反応していない場合もあるので、定期的に掃除をすると良いでしょう。
このように、基本的には風量は『自動』にするのが電気代が安くなりますが、自動のままだと寒いと感じたり、暑いなと感じる場合は、手動で風量を調節しましょう。また、サーキュレーターの併用を検討し、エコで快適な夏を過ごしましょう。
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