エアコンをつけているのに足元が寒いのは『室内寒暖差』のせい？

投稿 2025年1月8日　更新 2025年1月8日

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お部屋の中で、上半身は温かいけれど、足元は寒いという事はありませんか？それは、『室内寒暖差』が起きているからかもしれません。
お家の中やお部屋の中で温度差が生じていると、快適に過ごせないだけでなく、風邪をひきやすくなります。
『室内寒暖差』の原因と対策を見てみましょう。

◆室内寒暖差とは？

室内寒暖差とは、室内で場所や時間によって温度差が生じる現象のことです。例えば、エアコンの風が直接当たる場所と当たらない場所、窓際と部屋の中央など、同じ部屋の中でも温度が大きく異なることがあります。

◆室内寒暖差の原因

・エアコンの設置場所や風向き
　エアコンの風が直接当たる場所と当たらない場所では、温度差が大きくなります。また、冷たい空気は重いので下に溜まり、温かい空気は部屋の上部に溜まりやすくなります。
・窓の断熱性
　窓から冷気や暖気が漏れることで、窓際が他の場所よりも温度が低くなったり高くなったりします。
・暖房器具の種類と設置場所
　暖房器具の種類や設置場所によっては、特定の場所だけが暖まり、室内の温度がムラになることがあります。
・室内の構造
　部屋の形や大きさ、天井の高さなど、室内の構造によって空気の流れが変わり、温度差が生じやすくなります。また、建物の断熱性能が不均一である場合、窓際や壁際など特定の場所で温度差が生じることがあります。
・換気
　換気をすることで室温が変化し、温度差が生じることがあります。

◆室内寒暖差の対策

・エアコンの設定温度と風向の調整
　室温を一定に保つように、エアコンの設定温度をこまめに調整しましょう。また、風向は下向きに設定し、あたたかい空気がお部屋を循環するようにすると良いです。なお、このとき、風量はやや強めに設定すると良いでしょう。
・サーキュレーターの活用
　サーキュレーターを使って空気を循環させ、室内の温度を均一にします。なお、サーキュレーターを置く位置はエアコンの対角線上にして、エアコンの吹き出し口に向けて風を送ると効率よく部屋の空気が循環し、お部屋の温度が均一になりやすいです。
・カーテンやブラインドの活用
　窓からの冷気や暖気を遮断するために、カーテンやブラインドを活用しましょう。
・暖房器具の適切な設置
　暖房器具を部屋の中央に設置したり、温風が出る方向を調整したりすることで、室内の温度を均一にできます。
・室内の構造の見直し
　部屋のレイアウトを変えたり、間仕切りを取り払ったりすることで、空気の流れを改善できます。また、窓や壁の断熱性能を向上させるために、断熱材を追加することが有効です。また、二重窓や断熱カーテンの使用も効果的です。
・こまめな換気
　定期的に換気をすることで、室内の空気を入れ替え、温度差を解消できます。

◆室内寒暖差がもたらす影響

・自律神経の乱れ
　体温が頻繁に変化することで、自律神経が乱れ、頭痛や肩こり、疲労感などの症状が現れることがあります。
・風邪をひきやすくなる
　室温が一定に保たれていないと、体が寒暖差に適応できず、免疫力が低下して風邪をひきやすくなります。
・アレルギー症状の悪化
　室温の変化が、アレルギー症状を悪化させることがあります。