エアコンを設置する位置の最適な場所

投稿 2024年4月5日　更新 2024年4月5日

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エアコンを新しく設置する時に最適な場所をご存知でしょうか？
知らないで設置した場合、エアコンの効率が悪く効きが思わしくなかったりする恐れもあるので、どの位置に設置すると良いかを知りましょう。

①窓の上

窓の上に設置すると、室内の温度の高い空気を効率的に取り込むことができるため冷暖房効率が上がり、電気代を節約できます。
温度の上昇によって密度が小さくなった空気は上昇します。この上昇した高温の空気を窓上に設置したエアコンが吸い込み、冷やすことで効率良く室温を下げることができます。

外気の熱気を効率的に吸い込むことができます。熱気は屋外から伝わり、断熱性の低い窓から取り込まれるのですが、窓上に設置したエアコンは窓から場所が近いため、エアコンが熱気を吸い込みやすいため、冷暖房効率が上がります。

②高い位置

一般的に床面から1.8～2.4mの位置にあると良いとされ、冷暖房の風が部屋全体に行き渡りやすくなります。
高い位置にエアコンを設置することで、上昇気流によって天井に溜まった暖かい空気を効率的に吸い込むことができます。

また、エアコンを設置しようとする下に高さのある家具がある場合は、風向きを下側に設定した場合、家具が邪魔になって、暖房時の効果が悪くなります。

ただし、高いだけでなく、天井・壁から5cm以上離れていたほうがよいです。というのも、エアコンは室内機から空気を吸い込み、室外機で冷やした（暖めた）空気を吐き出仕組みをしています。エアコンは上部から空気を吸い込むため、室内機と天井の間にある程度の隙間がないと、空気の取り込みがうまくいかず冷暖房効率が下がってしまいます。またフィルター掃除などのときに取り外しができるようにするためにも隙間が必要なのです。

③お部屋の短辺側（お部屋が長方形の場合）
お部屋が長方形の場合は、部屋全体に風が行き渡りやすくするには、短辺側の壁に設置すると効率が良いです。エアコンの風は直線方向に行き、横には広がりにくいため、長辺に取り付けてしまうと部屋の両端に風が行き届きにくいのでお部屋の両端がエアコンの効果を感じにくくなってしまいます。

③火災報知器から1.5m以上離れた場所
消防法によって、火災時の熱や煙をエアコンの送風が当たり正確に作動しなかったり、エアコンの送風によってホコリが舞い上がり、煙感知器の内部に入り込んでしまうを防ぐために火災報知器から1.5m以上離れた場所というように定められています。

これらの気をつけるべき点に注意しながら、設置すると効率よくエアコンが使用できるでしょう。また、電源のコンセントの近くや室外機との距離が短い方が設置工事をする際に、標準工事として設置工事の料金が高くなりにくいです。

もし、エアコンの設置位置でお悩みの場合は、専門業者に一度見積も含めてご相談をすると良いでしょう。