ドライを上手く利用しましょう

投稿 2024年4月9日　更新 2024年4月9日

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冷房・暖房は使うけれど、ドライはあまり使っていない。もしくは使っていても効果的になっていないかも・・・。
ドライの仕組みを理解し、どういった時に使うのが効果的か知りましょう。

冷房は室温を下げることが目的で冷却します。
一方、ドライ（除湿）は湿気を取り除くための機能で、体感温度を下げて快適な空間を作ります。

空気中の水分量は温度が下がる事に比例して低下します。室内の空気をエアコンが吸い込み冷やすことで、空気中の水分を取り除きます。その除湿した空気を送風口から室内に戻すといった流れを繰り返して、部屋の湿度が下がります。

効果的な使い方について

①梅雨の湿度の高い日
湿気が多い梅雨時期に使うと効果的です。室内温度を26～28℃、湿度50％以下に設定すると良いでしょう。
ドライだけでは暑いという時には、まずは冷房にします。その後、室温が下がったらドライに切り替えると効果的です。

②洗濯物を部屋干しするとき
ドライ機能を使うと洗濯物が早く乾きます。
外で洗濯物を干すのに比べて、室内で干すと乾くのに時間がかかり、雑菌も増えて嫌なニオイが発生しやすくなるので、そういった場合にドライを使用しましょう。
また、除湿機を併用することで、室温を下げすぎずに効率的に除湿できたりもしますのでお試し下さい。

また、ドライを使う時は、風向きを上向きにすると、部屋全体に除湿された空気が行き渡ります。さらに風量を弱めにすることで、体感温度が低くなりすぎず、電気代を抑えることができます。

これらを意識して、ドライを使って快適な生活を送りましょう。ただし、ドライ機能を使いすぎると室温が下がるので、設定温度を調整するようにしましょう。
なお、冬の乾燥時期やカラッとした夏の暑い日にはドライ機能は必要ありません。

なお、ドライや冷房運転中のエアコン内部は、カビが発生しやすくなっています。カビが発生すると、風量が弱くなったり、電気代が高くなったりする可能性があるので、フィルターや内部部品を定期的に掃除しましょう。