三菱重工ビーバーエアコンが2026年モデルのSシリーズ大容量機種を11月中旬から発売

投稿 2025年10月22日　更新 2025年10月22日

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　2025年10月21日、三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社が、家庭用ルームエアコン「ビーバーエアコン」の最上位機種Sシリーズにおいて、2027年度の新省エネ目標基準値を達成した6.3kW、7.1kW、8.0kWクラスの大容量機種を11月中旬から順次発売すると発表しました。

引用元URL：三菱重工ビーバーエアコン 2026年モデルのSシリーズ大容量機種を市場投入

◆新製品の特長

・2027年度の新省エネ目標基準値を達成
　室内・室外の熱交換器や圧縮機を見直すことにより、従来よりも消費電力量を抑え、2027年度を目標年度とする新たな省エネ基準値をクリアしたとの事。今回のモデルチェンジで、各機種でAPFが0.2〜0.3ポイント向上し、省エネ性能をさらに高まりました。

・デュアルセンサーとデュアルイオンで快適性と清潔性を維持
　①デュアルセンサー（人感センサー＋サーマルセンサー）がつくる「快適環境」
　「AI自動快適運転」は、人感センサーが人の動きを、サーマルセンサーが人の位置や壁・床温度の変化を検知することで、AIが自動で快適な運転をします。さらに、風向きを自動調整する「おまかせセンサー気流」や「風あて・風よけ運転」により、室内の状況に合わせた快適性が実現されるとの事です。

　【AI自動快適運転】
　2つのセンサーが人や部屋の状況を把握し、自動で温度を調整。AIが部屋の冷え方、暖まり方を学習することで、自動で快適な空間を保つ。

　【おまかせセンサー気流】
　2つのセンサーが人の位置や動きと壁・床温度を検知し、風向を自動で調整。人にやさしい気流をつくり、冷えすぎや風が当たることによる不快感を軽減。

　②デュアルイオン（さわやかイオン＋AQオゾン）がつくる「清潔環境」
　「さわやかイオン運転」はマイナスイオンを放出してウイルス、細菌、カビ菌の増殖を抑制。「AQオゾンクリーン運転」は室内機内部にイオンとオゾンを充満させ、ニオイや汚れの原因菌の増殖を抑制。さらに「AQオゾン加熱運転」により、室内機内部を加熱乾燥し、カビ菌の増殖を抑制。これらの機能により、室内機内部の環境と部屋の空気を清潔に維持するとの事です。

　【さわやかイオン運転】
　高電圧でイオンを効率的に発生させるイオナイザモジュールを搭載。運転と同時にイオンを放出し、空気中のウイルスや細菌、カビ菌に作用して増殖を抑制。部屋の空気を清潔に保つ。

　【AQオゾンクリーン運転、AQオゾン加熱運転】
　室内機内部をオゾンとイオンで満たし、ニオイや汚れの原因菌を抑制します。送風運転で乾燥させてカビや菌の増殖を抑制。さらに加熱乾燥によって熱に弱いカビ菌を抑制し、清潔な状態を保つ。

　Sシリーズは、20～26畳と広めのお部屋用です。2027年度を目標年度とする新たな省エネ基準値をクリアしているとの事なので、2027年より前に買い替えたいと思われている方は、選択肢の一つとして検討してみると良いでしょう。