内装工事や床面のワックスがけの時はエアコンを停止しましょう

投稿 2024年11月15日　更新 2024年11月15日

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　内装工事や床面のワックスがけの時に、エアコンをつけたままにしていませんか？
ワックスがけの時は、早く乾かしたいのでエアコンをつけたり、夏場の内装工事の際は熱中症になりやすいので、エアコンをつけるといった方もいらっしゃるのではないでしょうか？
しかし、内装工事やワックスがけの際には、各メーカーにおいてエアコンを停止してくださいと注意喚起されています。
では、なぜエアコンを停止しないといけないのでしょうか？

◆内装工事や床面のワックスがけの時にエアコンを停止しないといけない理由

①揮発性物質の付着防止
　ワックスや塗料などの物質には、揮発性の成分が含まれていることが多く、エアコンを運転していると、付着した揮発性物質が、エアコン内部で固まったり、腐食の原因になったりし、水漏れや露飛びなど、故障につながる恐れがあります。また、揮発性物質が原因で、エアコンから異臭が発生する場合もあります。

②空気中の粉塵の吸い込み防止
　内装工事やワックスがけの際には、多くの粉塵が発生します。これらの粉塵がエアコンのフィルターに大量に付着すると、フィルターが目詰まりし、エアコンの性能が低下したり、故障の原因になったりします。また、フィルターを通過した細かい粉塵が、室内機内部に侵入し、部品を傷つけたり、故障の原因になったりすることも考えられます。

③安全上の理由
　内装工事の際に、水を使用したり、湿気が多い状態になったりした場合の中でエアコンを運転すると、感電する恐れがあります。また、ワックスがけの際に、可燃性の物質を使用する場合があります。エアコンの運転中に火花が発生し、火災の原因となる可能性も考えられます。

内装工事やワックスがけなど、直接エアコンに触るわけではないので、特に意識していない方も多いのではないでしょうか？
エアコンは室内の空気を循環させて涼しくしたり、温めたりします。空気は目に見えないので、メーカーが注意喚起している今回のような事項については、特に注意しましょう。
注意する事で、エアコンを長く使う秘訣にもなりますので、是非覚えておきましょう。