電気代 622円/月の負担増
投稿 2024年10月31日 更新 2024年10月31日
明日から11月になります。
九州電力は標準家庭(使用電力量250キロワット時)の12月分(11月利用分)の電気料金が11月比622円高い7,553円になると10月30日に発表されました。
参考URL:九州電力
この値上げは、物価高対策のための国の補助金(酷暑乗り切り緊急支援)が10月(9月利用分)が4円/1kWhだったのに対し、11月(10月利用分)が2.5円/1kWhに減り、12月(11月利用分)では、補助が終了するためです。(低圧契約の場合)
◆ご家庭1か月当たりの影響額
(契約種別:従量電灯B〔特定小売供給約款〕、契約電流:30A、使用電力量:250kWhの場合)
2024年12月分(11月利用分)(a):7,553円
2024年11月分(10月利用分)(b):6,931円
前月分との差(a)-(b)622円
今回の国の補助金は、酷暑による緊急対策としての施策でしたが、夏ももう終わりとなり、今後国の補助金が引き伸ばされる事は無いと想定されます。
なお、この補助金の終了で、都市ガスの料金も、値上がりします。西部ガスでは、前月と比較すると209円上がって6,649円となります。
2024年の夏は、猛暑が続いたため、一時的に補助金が設定されましたが、冬はどうなるでしょうか?
暖房は冷房よりも一般的に外気温と設定温度の差が大きいため電気代が高くなります。
気象庁が2024年9月24日に発表した寒候期予報(2024年12月~2025年2月)によると、この冬は西日本と東日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすい時期がある見込みとのことです。特に、今シーズンの冬はラニーニャ現象の影響を大きく受ける予想で、ラニーニャ現象が発生している冬は、日本付近では寒冬になりやすいという特徴があります。
電気代が気になるところではありますが、体調を崩さないためにもエアコンを効果的に活用したいものです。少しでも、節電になるように、冬が到来する前のこの季節にエアコンのクリーニングをしてみてはいかがでしょうか?
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