風邪をひいた時にエアコンを使用しても症状が悪化しない？

投稿 2025年3月7日　更新 2025年3月7日

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　風邪を引いてしまった時に、エアコンの使用で症状を悪化させる事は無いのでしょうか？風邪を引いた時でも安心してエアコンが使用出来るにはどうしたら良いのかまとめてみました。

　エアコンの使用自体が風邪の症状を直接悪化させるわけではありません。しかし、使い方によっては以下の要因で症状が悪化する可能性があります。

◆エアコンの使用によって風邪の症状を悪化させる可能性

・空気の乾燥
　エアコンは室内の空気を乾燥させるため、喉や鼻の粘膜が乾燥し、ウイルスや細菌に対する防御機能が低下する可能性があります。特に、風邪で喉が炎症を起こしている場合は、乾燥によって痛みが増すことがあります。
・温度変化
　室温と外気温の差が大きいと、体温調節機能が乱れ、免疫力が低下することがあります。また、体が冷えることで血行が悪くなり、体調不良につながることもあります。
・エアコン内部の汚れ
　エアコン内部にカビやホコリが溜まっていると、それらが室内に放出され、アレルギー症状や咳、喘息などを引き起こす可能性があります。

◆風邪をひいた時でも快適に過ごすための効果的なエアコンの使い方

・適切な温度設定
　暖房の場合は20～25℃、冷房の場合は25～28℃を目安に、室温を適切に保ちましょう。外気温との差は5℃以内に抑えることが望ましいです。
・適切な湿度管理
　加湿器や濡れたタオルなどを使用して、室内の湿度を50～60％程度に保ちましょう。エアコンの加湿機能を利用するのも効果的です。
・こまめな換気
　1時間に5～10分程度、窓を開けて換気を行い、室内の空気を入れ替えましょう。換気をする際は、エアコンを停止する必要はありません。
・風向きの調整
　エアコンの風が直接体に当たらないように、風向きを調整しましょう。特に、就寝時は風向きを上向きにするか、微風モードを使用すると良いでしょう。
・こまめな清掃
　エアコンのフィルターや内部を定期的に清掃し、カビやホコリの発生を防ぎましょう。特に、シーズン前や使用頻度が高い時期には、専門業者によるクリーニングを検討しましょう。
・加湿機能付き空気清浄機の併用
　加湿機能付き空気清浄機を併用する事で、湿度を保ちつつ空気中のウイルスやアレルギー物質を取り除く事が出来るのでおすすめです。