2027年度から家庭用エアコンのAPF基準が強化されるらしいけど、いつ購入したら良いの?
投稿 2025年7月15日 更新 2025年7月15日
2027年度から、家庭用エアコンの冷房時エネルギー消費効率(APF)が、現在の基準より大幅に向上した新基準が適用されます。これによって、エアコンの電気代は現行機種と比べて安くなる一方で、新基準に適合した新製品は開発コストの増加から機種代金が高くなる可能性があります。では、それを踏まえた上で、いつ購入・買い替えをした方がお得なのでしょうか?
◆年間冷房時消費効率(APF)とは?
APF(Annual Performance Factor) は、1年間を通じた冷房・暖房のエネルギー効率を示す指標の事です。
数値が高いほど省エネで、電気代が安くなる傾向があります。
◆2010年にも同様の省エネ基準強化が行われた
対象:家庭用エアコン(壁掛け型)
内容:APF(年間エネルギー消費効率)基準の強化(省エネ性能を10~20%改善する必要がありました)
対応策:インバーター制御の強化、高効率コンプレッサーの採用など
◆2010年時の主な影響(価格・市場面)
・エアコンの平均価格:2010年前後で約5〜15%上昇(モデルによる)
・メーカー対応:新基準対応のため、機種の刷新・統廃合が行われた
・駆け込み需要:基準改定直前(2009年〜2010年初)に旧モデルの買い控え・処分セールが集中した
・省エネ性能差:一部の高効率モデルでは、電気代が年間数千円単位で下がったが、本体価格で回収に数年かかった
◆2027年の想定影響予想(2010年と比べてどう違うか?)
・価格上昇幅:10〜20%もあり得る 材料・物流コスト、円安影響が加わる
・性能向上:冷媒の変更+高効率化の両面 技術的負担が大きい分コスト上昇要因も
・モデル数の変化:ミドルレンジモデルが減少する可能性あり 高級 or 低価格モデルに二極化も懸念
・旧モデルの流通:環境規制で完全撤退が早い可能性大 特にR410Aモデルは早期廃止の方向へ
◆2010年時よりも2027年の方が価格影響が大きいと想定される要因
・GWP規制(冷媒)とAPF基準が同時に強化される
冷媒切替(R32→R290など)は技術的ハードルが高く、コスト増大
・可燃性冷媒(R290など)導入で、安全対策コストが必要
漏れ検知、通気性設計、施工技術など
・原材料・物流・人件費の高騰
特に銅・アルミ・半導体関連コストは上昇中
・円安・為替影響による輸入価格の増加
◆以上を踏まえた上での購入時期のおすすめ
・価格と性能のバランスを重視する人は2026年春〜秋(現行機種の末期を狙う)
・最先端の省エネ性や冷媒安全性を重視する人は2027年秋〜2028年初旬
・既に10年以上使用しているエアコンを使用中の人はなるべく早く買い替えを検討
なお、これはあくまで予想なので、参考程度にしてください。また、国や市区町村から購入・買い替えの補助金が出てくる場合もあるでしょう。特に、近年の物価上昇や、高齢者などの熱中症対策の観点からいくと、こういった補助金が出てくる事は十分に考えられます。よって、こういった補助金の情報にもアンテナをはりながら、対象期間中に購入・買い替えを検討するのが、良いかもしれません。
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