季節の変わり目チェック!エアコン室外機の「遮熱シート」は冬も必要?効果とリスクを徹底解説
投稿 2025年10月17日 更新 2025年10月17日
暑い夏を乗り切るために大活躍したエアコン。節電意識の高い方は、室外機に遮熱シートを設置していたのではないでしょうか。直射日光を反射し、冷房効率アップに貢献してくれたあのシートですが、これから冬を迎え、暖房を使う時期になってもそのままにしていて大丈夫でしょうか?
◆夏と冬で真逆!室外機の「役割」を知ろう
室外機に遮熱シートを被せるのは、夏の冷房運転において非常に有効な手段です。その仕組みを理解すると、冬に外すべき理由がクリアになります。
【夏の冷房時】熱を「放出」する
直射日光による室外機の温度上昇を防ぎ、外気温との温度差を小さくすることで、効率よく熱を放出(放熱)できるようにします。これにより、コンプレッサーの負担が減り、冷房効率が向上し、節電につながります。
【冬の暖房時】熱を「取り込む」
暖房効率を上げるためには、できるだけ多くの熱を外気から取り込む必要があります。室外機が日光を浴びて温まることで、外気から熱を取り込みやすくなり、暖房の効率が上がります。
つまり、夏に効果的だった「直射日光を遮って温度上昇を抑える」という遮熱シートの働きは、冬の暖房においては「室外機が熱を取り込むのを妨げる」という逆効果になってしまうのです。
◆冬に遮熱シートを「取り外す」ことのメリット
・暖房効率の向上
室外機に日光が当たることで本体の温度が上がり、外気から熱を取り込む「熱交換」の効率が向上します。
・電気代の節約
効率が上がることで、必要な電力が減り、結果として電気代の節約につながります。
・霜取り運転の負担軽減
室外機の温度が下がりすぎるのを防げるため、暖房運転を中断して行われる「霜取り運転」の頻度や時間が短縮される可能性があります。霜取り運転は電力を使うため、その短縮は節電につながります。
・通気性の確保
シートによる空気の流れの滞りを解消し、暖房時の冷たい排気をスムーズに排出できます。
◆冬に遮熱シートを取り外さない(そのままにする)デメリットとリスク
・暖房効率の低下
遮熱シートが日光を遮り、室外機本体の温度上昇を妨げるため、暖房の効きが悪化します。
・電気代の増加
暖房効率が下がることで、設定温度にするまでにより多くの電力を消費し、電気代が高くなってしまいます。
・シートの劣化
冬の雨風や雪、寒さなどにより、シート自体の劣化や破損が早まる可能性があります。
・凍結リスクの増大(場合によっては)
一部のカバーでは排気がこもり、結露や凍結を助長する恐れも指摘されています。
◆雪対策が必要な地域にお住まいの方へ
遮熱シート(日除け目的のもの)は外すべきですが、雪から室外機を守るためのカバー(防雪フードや防雪カバー)は、冬のトラブル防止に有効です。雪が室外機の吸込口や吹出口を塞ぐと、空気の循環ができず暖房が効かなくなったり、故障の原因になったりします。また、室外機の内部に雪が入り込み、凍結することもあります。暖房運転中でも空気の循環を妨げない設計のカバーを選びましょう。
以上のように、エアコンの室外機は夏と冬で全く逆の役割を果たしているため、冬場は遮熱シートを外した方が、暖房の効率が良くなり、電気代の節約につながる事でしょう。冬本番を迎える前の今の時期に、エアコンクリーニングと合わせて、室外機周りの整理も行いましょう。
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