木造と鉄筋コンクリート造でエアコンを選ぶ時の注意点
投稿 2024年6月3日 更新 2024年6月3日

エアコンを選ぶ時に、畳数だけで判断するのではなく、住宅の構造も考慮した方が良いのを知っていますか?
木造住宅と鉄筋コンクリート住宅の場合を比較して選ぶ時の注意点を知っておきましょう。
木造住宅は鉄筋コンクリート住宅に比べて断熱性能が低いため、熱損失が大きくなります。そのため、一般的には木造住宅は、鉄筋コンクリート住宅よりも冷暖房能力の高いエアコンを選ぶ必要があります。
熱伝導率
熱伝導率とは、物質がどれだけ熱を伝えやすいのかを表す指標です。熱伝導率が高いほど、熱が伝わりやすく、低いほど伝わりにくいことになります。
木造:約0.12~0.15 W/(m・K)。熱伝導率が高く、熱が外に逃げやすいです。
鉄筋コンクリート造:約1.2~2.0 W/(m・K)。熱伝導率が低く、熱が外に逃げにくいです。
鉄筋コンクリート造の熱伝導率は、木造の約10倍です。つまり、鉄筋コンクリート造は木造よりも熱が伝わりにくいため、外気温の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保ちやすいということになります。
ただ、鉄筋コンクリート造でもマンションのような集合住宅の場合、最上階は中間階に比べて温度が平均1℃高くなるとの結果が出ています。(参考:厚生労働省の熱中症対策に関する検討会(第1回))
また、マンションのような集合住宅の最上階では一戸建てと比べて夜になっても気温が下がらないとも言われています。日中熱を溜め込んだ屋上のコンクリートは、長い間高温状態が続くからです。
また、最上階は遮るものが少ないため日当たりがよく、窓から直射日光が降り注ぎます。
最上階は低層階と比べると太陽に近いため、さらにお部屋が暑くなりやすいです。
また、築年数が古い場合は断熱性能の基準が近年に比べて低いため、断熱材が不十分で暑くなりやすいです。
蓄熱性
木造:蓄熱性が低く、温度変化の影響を受けやすいです。
鉄筋コンクリート造:蓄熱性が高く、温度変化の影響を受けにくいです。このため、夏場に日光を浴びて高温になったコンクリートは夜になっても温度が下がりにくいです。
夏場と冬場での違い
夏:熱伝導率が高い木造住宅は鉄筋コンクリート住宅よりも、外気温の影響を受けやすく、室内温度が高くなりやすいです。そのため、エアコンの効きが悪くなり、電気代が高くなります。
冬:木造住宅は、鉄筋コンクリート住宅よりも室内温度が低くなりやすく、暖房費が高くなります。
施工性
室内機と室外機を配管で繋げる必要があるため、建物の壁を貫通しなければなりません。エアコンを設置したい場所にエアコン用の穴が無い場合は、設置の際に穴あけ工事が必要になります。
木造:比較的簡単に空きますので、工事費は安い場合が多いです。
鉄筋コンクリート造:穴あけに時間を要するため、工事費が木造に比べて高くなる場合が多いです。
このように、構造の違い、階層の違いによっても、エアコンの効きが変わってきます。
エアコンを選ぶ際は、畳数だけで判断するだけではなく、設置したい場所の環境を総合的に判断する必要があります。実際に自分の家の場合、どの能力のタイプを選んで良いか判断しづらい場合は、エアコンno1にお問い合わせいただければ、ご相談から設置まで行いますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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