暖房中の「廊下の寒さ」を解消する! 効率を保ちつつ家全体を快適にする対処法

投稿 2025年11月27日 更新 2025年11月27日

 冬、暖かい部屋から一歩廊下に出たときの「ヒヤッ」とした空気は、家全体が冷えている証拠です。暖房効率を上げるために部屋のドアを閉めている場合、廊下や隣接する部屋との温度差が大きくなり、かえって不快感が増すことがあります。
 ここでは、暖房効率を下げずに、廊下や非暖房エリアの寒さを緩和し、家全体の快適性を向上させるための具体的な対策を解説します。

◆廊下が寒い根本原因=冷気の侵入と熱の逃げ道

 廊下や非暖房エリアが寒い主な原因は、以下の2点です。
①窓や玄関からの冷気の侵入(コールドドラフト)
 廊下に面した玄関や窓、壁の隙間などから冷たい外気が侵入しています。

②熱の逃げ道
 暖房している部屋の熱が、壁や天井、床を通じて廊下に逃げています。特に、廊下の床や壁は暖房が直接当たらないため、非常に冷たくなりがちです。

◆【対策①】暖房効率を下げずに「冷気の侵入」を防ぐ

 ドアを閉めて暖房をかけている部屋の効率を維持しつつ、廊下に流れ込む冷気を遮断することが重要です。

【玄関・窓・壁の「隙間」対策を徹底する】
 廊下の寒さは、外気や非暖房エリアからの冷気の流れ込みが原因です。ドアの下の隙間から冷気が入っていないか確認し、隙間テープやドア下用の隙間ガードを貼って冷気を遮断します。廊下に窓がある場合は、断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンを設置したりして、窓からの冷気の侵入(コールドドラフト)を防ぎます。
 インターホンや換気口の周りなどの壁の小さな隙間からも冷気が侵入します。専用のパテや断熱材で埋める対策をしてみるのも有効です。

◆【対策②】廊下の「体感温度」を上げる工夫

 部屋を暖めるエアコンを使わずに、廊下の冷えを緩和し、体感温度を上げる対策です。

・足元から暖める「局所暖房」を設置する
 廊下は常に全体を暖める必要はないと思いますので、人が通る時だけ冷たさを感じないようにする工夫です。
 小型の補助暖房として、人感センサー付きの小型セラミックヒーターを設置し、人が通るときだけ足元を暖めるようにします。これなら電気代の無駄を最小限に抑えられます。
 また、廊下の端や、滞在時間の長いエリア(洗面所前など)に、細長いホットカーペットや電気マットを敷くことで、床からの冷えを断ち切り、足元の体感温度を上げることができます。

・廊下の「床」と「壁」の断熱性を高める
 廊下の床全面に厚手のマットやラグを敷くことで、床下からの冷気の伝わりを遮断し、足元の冷たさを大幅に緩和できます。

・日中の採光を利用
 廊下に窓がある場合、日中は日光を取り入れ、壁や床に熱を蓄えさせるようにしましょう。

 これらの対策を行うことで、暖房を入れている部屋の効率を維持しつつ、廊下に出たときの急激な温度変化を緩和し、家全体を快適な空間にすることができます。

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