エアコンの【おやすみモード】とは

投稿 2024年5月23日　更新 2024年5月27日

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エアコンには様々な機能がありますが、中でも快適な睡眠を支援する『おやすみモード（各メーカーによって呼び名が違います）』とはどんな機能の事を言うのでしょうか？
機能を知って、快適な睡眠をしましょう。

エアコンのおやすみモードとは

就寝時の快適な睡眠環境を実現するための機能です。各メーカーによって、機能や呼び名が違いますので、ご注意下さい。
また、その機能が付いているエアコンと付いていないエアコンがありますので、購入の際は機能をよく見てから購入するようにしましょう。

ダイキンのおやすみ運転

・風向・風量をコントロールし、風を直接体にあてないようにすることで、快い眠りをサポートする機能です。
・エアコンの判断した快適な しつどになるようコントロールします。
・体に直接風が当たらないように風向は上向きになります

参考サイト：おやすみ運転とは？（ルームエアコン）

三菱電機（霧ヶ峰）の快眠/ねむりモード

・冷暖房時、設定から約30分後に自動でねむりの設定温度・除湿の強さに切り替えます。
・除湿時は、除湿の強さのみ設定可能です。
・冷房時、設定から約30分後に自動でねむりの設定温度・しつどの強さに切り替えます。 暖房時は、設定温度のみ、除湿時は、しつどのみ設定可能です。

参考サイト：快眠/ねむりモード

また、三菱電機では、家電統合アプリ MyMU（マイエムユー）の機能で「おやすみサポート」があり、冷房運転は予め設定した運転時間経過後に自動で停止する機能もあります。

日立の「みはっておやすみ」

・設定したタイマー時間までエアコンが運転します。
・タイマーで停止したあとも、お部屋の状況（室温・湿度・寝返り）をみはって自動で再運転・停止を繰り返します。
・室温が約1～2℃上がる、湿度が約60％に上がる（カラっと除湿、涼快のみ）と再運転を行い、設定された室温や湿度まで下がると運転を一時停止します。
・みはり時間が終わると運転を停止します。

参考サイト：日立の「みはっておやすみ」

おやすみモードの使い方

おやすみモードの使い方は、エアコンの種類によって異なりますが、基本的にはリモコンの「おやすみ」ボタンを押すだけで設定できます。設定内容によっては、詳細設定が必要になる場合もあります。

なお、寝る時にエアコンをつけっぱなしにしたら、冷えすぎたり、電気代を心配する方もいるかと思います。ただ、室温が高い部屋で冷房をつけずに寝ると、体内に熱がこもって熱中症になるリスクや、寝ている間に汗をかきあせもや発疹の原因になる可能性もあります。また、睡眠中に室温が上昇すると、熟睡に必要な深部体温の低下が妨げられ、睡眠の質が低下して睡眠不足になるため、夏バテなど様々な弊害が起こるため、エアコンはつけっぱなしでも問題ありません。

エアコンの「おやすみモード」を使ったり、機能が無い場合は設定温度を低くしすぎないで設定しましょう。エアコンはつけ始めが一番電気代が高くなり、設定温度に達すれば電気代は抑えられます。夏のシーズンで、夜中でも気温・湿度が高い場合は、積極的にエアコンを使って快適な睡眠を取るようにしましょう。