エアコンの室外機と室内機との距離の長さによるメリット・デメリットは?
投稿 2025年3月28日 更新 2025年3月28日

エアコンの室外機の設置場所が室内機の近くの屋外に設置しにくい場合に、遠くなっても大丈夫かと思ってしまいますが、室内機と室外機の距離が遠くなると、冷暖房能力が落ちるなど様々なデメリットもあります。室内機と室外機との距離について、影響とメリット・デメリットを見てみましょう。
◆距離による影響
・冷媒配管の長さ
距離が長くなるほど、冷媒配管も長くする必要があります。
・冷媒の循環
配管が長くなると、冷媒が室内機と室外機の間を循環する際の抵抗が大きくなります。
・電力消費
冷媒を効率的に循環させるために、コンプレッサーなどの負担が増え、電力消費が増加する可能性があります。
・冷暖房能力
冷媒の循環効率が低下すると、設定温度に到達するまでの時間が長くなったり、設定温度通りに冷えにくい・暖まりにくいといった影響が出る可能性があります。特に、配管長が長すぎる場合は、メーカーの保証範囲を超える可能性があり、性能が著しく低下する恐れがあります。
・工事費用
配管が長くなるほど、使用する配管材料費や工事の手間が増え、工事費用が高くなる傾向があります。また、配管が長距離になる場合は、追加の冷媒充填が必要になる場合もあります。
◆距離の違いによるメリット・デメリット
【近い場合のメリット】
・冷暖房効率の低下が少ない
冷媒の循環抵抗が小さいため、効率よく冷暖房を行える可能性が高いです。
・電力消費を抑えられる可能性
コンプレッサーの負担が少ないため、電気代を抑えられる可能性があります。
・工事費用が比較的安い
使用する配管材料や工事の手間が少ないため、初期費用を抑えられます。エアコン取り付けの標準工事でが、配管の距離は約4mとされているのが一般的です。
【近い場合のデメリット】
・室外機の騒音が気になる場合がある
室外機の運転音が室内に伝わりやすくなることがあります。
・設置場所の制約
室内機の近くに室外機を設置する必要があるため、設置場所が限られる場合があります。
【遠い場合のメリット】
・室外機の騒音が気になりにくい
室外機と室内機が離れているため、運転音が室内に伝わりにくくなります。
・設置場所の自由度が高い
室内機の設置場所にとらわれず、室外機の設置場所を比較的自由に選べます。 (ただし、メーカーの配管長制限内である必要があります)
【遠い場合のデメリット】
・冷暖房効率が低下する可能性
冷媒の循環抵抗が大きくなるため、効率が低下する可能性があります。
・電力消費が増加する可能性
冷媒を循環させるための負担が増え、電気代が高くなる可能性があります。
・工事費用が高くなる
長い配管や追加の冷媒充填などが必要になるため、初期費用が高くなります。
・冷暖房能力が低下する可能性
配管長が長すぎると、メーカーの保証範囲を超え、冷暖房能力が著しく低下する場合があります。
◆注意点
・メーカーの配管長制限
各エアコンメーカーや機種ごとに、室内機と室外機間の最大配管長や高低差の制限が定められています。この制限を超えると、エアコンの性能が十分に発揮できなかったり、故障の原因になったりする可能性があります。必ず、設置業者に確認してもらい、メーカーの規定範囲内で設置するようにしてください。
・配管の保温材を強化
距離が長い場合は、配管の保温材を強化をする事で配管の断熱性能を高め、冷媒の温度変化を抑えることができます。
・冷媒の追加充填
長い配管に対応するために、冷媒を適切に追加する必要があります。
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